ダイナ・ステフェンズは2007年に発表した初リーダー作『Timeless Now』(CTA)で熱心なファンから高い評価を獲得したサンフランシスコ出身のテナー・サックス奏者。
それに続くのが、クリスクロスからの1作目となったこの作品だ。
これまでに、デイブ・ホランド、ハービー・ハンコック、ウエイン・ショーターなどとの共演歴を持つ彼だけに、多彩な音楽性が魅力である。この作品でも、オリジナルのほかにスタンダードの「スカイラーク」やジョー・ヘンダーソン作の「ブラック・ナルシサス」なども取りあげ、守備範囲の広いところを示している。なお、ベーシストに北川潔が参加している点も日本のファンなら見逃せない。(jazzyellより)
Dayna Stephens(ts) Michael Rodriguez(tp,flh) Julian Lage(g) Raffi Garabedian(ts) Aaron Parks(p) Kiyoshi Kitagawa(b) Donald Edwards(ds)
1.Skylark 2.Kwooked Stweet 3.Radio-Active Earworm 4.De Pois Do Amor, O Vazio
5.Loosy Goosy 6.Black Narcissus 7.Haden's Largo 8.Hard-Boiled Wonderland 9.The Elite 10.Cartoon Element
Recorded at Systems Two Recording Studios, Brooklyn, N.Y. on October 27, 2011
(CRISS CROSS) (2012年3月20日発売)