真のジャズ・レジェンズ、ジョー・ザヴィヌル最後のスタジオ録音!!もこのたび国内解説を付けてリリース。ザヴィヌルが、死の直前まで、音楽に対して諦めることなく、取り組みを続けたことは、様々なエピソードで明らかですが、この作品は、そんな創造性尽きぬアーティストの最後の挑戦を記録した、感動の作品として、最高の評価を受けました。マイルスG〜ウェザー・リポート、そしてザヴィヌル・シンジケート、と常に革新であり続けたザヴィヌルが、実に2004 年から構想。録音したのが、このAbsolute Ensembleとのプロジェクト。事の発端は、同じ地元、ウィーンのTonkunstl er オーケストラの首席指揮者クリスチャン・ヤルヴィが、ザヴィヌルに共演を持ちかけたこと、と言いますが、果敢なるザヴィヌル。手さぐりな共演模索に対し、新しい楽曲、構想で、取り組んだ作品です。それは、どこにもありえなかった音楽の創造。<ジャズ+ワールド>の昇華がザヴィヌル・シンジケートであるとすれば、これは、<シンジケートの音楽とクラシック>の昇華。カリンバやパーカッション、ヴォーカル、ザヴィヌル自身のヴォコーダーをフィーチャーしての、アフリカン・グルーヴ・フュージョンと、ストリングスやリードのアンサンブルが共演する演奏は、正にザヴィヌルならでは!またモチーフとなる美しいメロディが、いわゆる西洋的なアンサンブルと、非西洋のグルーヴ、ヴォイスと、拮抗し、展開していく様はスリリングで、あまりにもドラマティック!ボーナストラックで見られる映像には、ザビヌル自らが、”最高のプロジェクト”と実際語ってますが、その意味は、正に、このCDを聴くことで、理解できます。こうした作品を世に残し、天に旅立ったザヴィヌル・・それが、ヴィンス・メンドゥーサというアレンジャーを得て、受け継がれている事実・・・前述のメトロポール・オーケストラの作品リリースと同時に、再度、お薦めです!!(infoより)
Joe Zawinul(composer, key, vocoder), Kristjan Jarvi(music director, conductor), Gene Pritsker(arranger), Sabine Kabongo(vo), Allegre Correa(g, vo), Aziz Sahmaoui(perc, vo, gumbri), Jorge Bezerra(perc), Paco Sery(ds, perc, kalimba), Linley Marthe(e-b), & Absolute Ensemble
01. Bimoya 02. Sultan 03. Great Empire 04. Peace 05. Good Day 06. The Peasant 07. Ballad For Two Musicians 08. Ice Pick Willy
(KKE) (直輸入盤日本語帯付)