【独自のセンスでイタリア・ジャズ界を牽引するマルコ率いる4人組の、会心のアルバム】 80年代から活動するサックス奏者、マルコ・タルディト。単なるアメリカ・ジャズの模倣ではなく、常にイタリア人としてのアイデンティティを反映したジャズを追求しているクリエイティブな存在です。それゆえイタリアでの人気と海外での人気に落差があるところもありますが、アマリリ・カルテット(2003年結成)による今回の新作は、かつてないほど親しみやすい内容で、世界的なブレイクが期待できそうです。マルコのアルト・サックスとアレンジはさらに輝きを増し、逸材ジョルジオ・ジョバンニーニをはじめとする他のメンバーも非常にロマンティックなプレイを聴かせてくれます。曲名がすべてイタリア語なのでとっつきにくいところもありますが、歌の国、イタリアならではの、おおらかで豊かな世界は皆さんを喜ばせることでしょう。(Jazz Yellより)
Marco Tardito(as,arr), Giorgio Giovannini(tb), Stefano Risso(b), Donato Stolfi(ds,per)
Recorded in February, 2009 at Studio 'La Mole' in Torino, Italy
1.La Pastorella Mia Spietata 2.Quando L'alba In Oriente 3.Tu Ridi Sempre Mai 4.Gia Mi Credea 5.Godi Pur Del Bel Sen 6.I Bei Legami 7.Amarilli Onde M'assale 8.De La Bellezza Le Devute Lodi (SILTA RECORDS)