伝説のサックス奏者クリフォード・ジョーダンが円熟の最後期90年代に高音質に拘ったメイプル・シェイド・レコーズに遺した4枚のアルバムが新たな仕様でCD再発&初ヴァイナル化!
鬼才ラン・ブレイク(ピアノ)とクリフォード・ジョーダン(サックス)によるスリリングで洗練された異色作!
ブルース、ゴスペル、ジャズ、クラシックといった幅広いスタイルの音楽から革新的かつ唯一無二のパフォーマンスで表現するピアニスト、ラン・ブレイクとサックス奏者として円熟の極みへと到達したレジェンド、クリフォード・ジョーダンが1989年にメイプル・シェイドのスタジオで録音した緊張感溢れるレコーディング!
ビリー・ストレイホーンの名曲を再構築した「Something To Live For」(M1)やブレイクのオリジナル「Vanguard」(M6)といったデュオ作品からトロンボーン奏者、ジュリアン・プリースターをフィーチャーしたトリオ作品「Doug's Prelude」(M9)など名プレイヤーたちがひとつひとつの音に真摯に向き合った高純度のサウンド! 世界初ヴァイナル化!
■Clifford Jordan (クリフォード・ジョーダン) 1931年シカゴ生まれのテナー・サックス奏者。1947年、弱冠16歳でジャズ・プレイヤーとして活動を開始すると地元シカゴを中心にマックス・ローチやソニー・スティット、いくつかのR&Bグループと共演しながらキャリアを重ねる。
1957年にニューヨークへと活動の拠点を移すとBLUENOTEで3枚のアルバムリリース、ほかサイドマンとしても数多くのレコーディングに参加し、ホレス・シルヴァー、J.J.ジョンソン、ケニー・ドーハム、マックス・ローチらとツアーを行うなどUSジャズシーンにおいて重要な存在となる。
チャールズ・ミンガスやエリック・ドルフィーのバンドメンバーとしてヨーロッパツアーに帯同後は自身がリーダーとなる活動へとシフトし、1972年にストラタ・イーストから発表した『イン・ザ・ワールド』はスピリチュアル・ジャズ名盤としても知られている。以降、幅広いレーベルから多数の作品をリリースしており、最後期90年代には高音質にこだわったメイプル・シェイド・レコーズに4枚のアルバムを残している。1993年逝去。
Personnel
Clifford Jordan - Tenor & Soprano Saxophone Ran Blake - Piano Julian Priester - Trombone WINDMILL - Saxophone Quartet Alfredo Mojica - Congas Steve Williams - Drums Claudia Polley - Vocals
Track list
SIDE A:
1.Something To Live For
2.A Touch Of Evil
SIDE B:
1.Arline
2.Laura
SIDE C:
1.Short Life Of Barbara Monk
2.Vanguard*
SIDE D:
1.Julia
2.Wives And Lovers
3.Doug's Prelude
4.Mood Indigo
Clifford Jordan & Ran Blake『Masters From Different Worlds』LP
Release : 2025-06-18
(P-VINE) PCD-26139