現代フィンランド・ジャズシーンを牽引するテナー・サックス奏者、ティモ・ラッシーの2025年新作アルバム「ライヴ・イン・ヘルシンキ」。
フィンランドのジャズ界の現世代を代表するアーティストの一人、ティモ・ラッシーが、We Jazz Records から、精力的なトリオによる新しいライブアルバムをリリースします。
テナーサックスのラッシー、コントラバスのヴィレ・ヘララ、ドラムのヤスカ・ルッカリネンが、それぞれ We Jazz レコーディングのソロアーティストです。
2023 年にヘルシンキのプレミアライブミュージックスポットである G Livelab で録音され、サックス奏者の有名なカタログの新バージョンを含む Live in Helsinki は、ラッシーが地元で演奏するといつも満員になる理由を証明しています。ティモ・ラッシーのスタジオワーク、特に We Jazz の最新リリースである Trio (2021) に詳しい人にとって、このライブレコーディングのサウンドは、馴染みがありながらも楽しく新しいものに聞こえるでしょう。トリオのライブ サウンドは荒削りで、ライブの生々しさがバンドの新たな魅力を引き出します。
ティモ ・ラッシーは、独自のサウンドを持つ非常に力強いテナー プレイヤーであり、ライブでメッセージを遠慮なく伝えます。アルバムよりも枠にとらわれない色彩を添えています。これは、リリースされるライブ バージョンにふさわしい理由であり、彼の非常に強力なコンボもそれに倣っています。
ティモ ・ラッシー ・トリオの音楽の根底にある精神は、バンド メンバーの真の友情です。アルバム全体を通して、彼らは観客のためだけでなく、お互いのためにも演奏し、競争ではなく一体感を反映する方法で、お互いを新しい領域に押し進め、刺激し合っていることが明らかです。これは、宣伝を必要としないバンドの、完売した地元公演です。彼らは心から生のジャズを演奏します。これは、拡大するファン層を築くのに十分なレシピです。
A1.Moves
A2.Mountain Man Exit / Orlo
A3.Better Together
B1.African Rumble
B2.Rumble Outro
B3.Love Bullet
(WE JAZZ) WJLP74