もう一つの「解体的交感」高柳昌行、阿部薫の1970年のスタジオライブ録音。奇跡の40分!!!
解体的交感は続いていた...高柳昌行、阿部薫の1970年のスタジオライヴ音源が奇跡の発掘!ノート化されたテーマ・モチーフの設定は全く行わず、即時的なインプロビゼーションを指向し始めた1970年の高柳昌行ニュー・ディレクションのスタジオライブ。40分連続演奏。
時間は過去、現在、未来へ間断なく流れ、空間は方向のすべてを含み広がり、果てる事がありません。したがってマス・プロジェクション=グラデュアリー・プロジェクションの図式は基本的に相互作用を及ぼし、常に融合しているわけです。無始無終の観念は、ある面で我々の中に多少の定着を見せてはおりますが、果てしなく行く先の作業を考える時、気が遠くなる道程であることを痛感せずにおりません。 1970年 高柳昌行
※本作は高柳自身が録音したオープンリールテープの音源を整音しております。*録音機材のトラブルと経年劣化よる最悪の状態だったテープを修復しております。お聴き苦しい箇所もございますが歴史的に重要な記録と考え作品化いたしました (新譜インフォより)
1.MASS PROJECTION 39:50
NEW DIRECTION
高柳昌行(el-g)
阿部薫(as,etc)
1970年5月〜7月、東京にて録音
(JINYA DISC/JAPAN) B35 CD