1966年の自主制作盤LPがオリジナル・ジャケット・アートワークを使用したアナログ盤LPで復刻!
米国のフリー・ジャズの先駆者として著名なドラマー、パーカッション奏者、ミルフォード・グレイヴスとチャールズ・ミンガスのバンドで活躍したピアニスト、ドン・プーレンが1966年の春にコネチカット州の名門イェール大学で行った伝説のライブはミルフォード・グレイヴスのインディー・レーベル、Self-Reliance Programから1966年に「In Concert At Yale University」(Self-Reliance Program label/PG-286/LP)、1967年には「Nommo」(Self-Reliance Program label/LP-290/LP)の2枚のアルバム(LP)として自主制作盤でリリースされ、フリー・ジャズのファンには有名な名盤かつ激レア盤として知られています。
2020年には「In Concert At Yale University」のセカンド・カバー・アートワークを使用した2CDで上記2枚のアルバムが初CD化されていますが、遂にオリジナル・ジャケット・アートワークを使用したアナログ盤LPでの復刻が決定!
これはフリー・ジャズ、アヴァンギャルド等のファンにとって狂喜とも言える事件でしょう。是非、この機会にチェックすることをお薦めいたします。
ドン・プーレンのプリミティヴな音の塊が宙を舞う中、パーカッシブなピアノのサウンドに生命を吹き込んでいくかのようにミルフォード・グレイブスの生み出すリズムの鼓動とエネルギーがぶつかり合ってリスナーを異次元の世界へと引き込んでくれること必至と言える濃厚なフリー・ジャズの世界が約束されている生々しいライヴが刻まれた名作中の名作。
Milford Graves(Percussion)
Don Pullen(Piano)
A1.P.G. I
B1.P.G. II
(SUPERIOR VIADUCT) SV194 LP