10代以来触れていなかったアルト・サックスに挑戦した意欲作
人気テナー奏者エリック・アレキサンダーによる2枚目のウイズ・ストリングスアルバム
ジョー・ファンズワース (b) をはじめ前作と同カルテットを起用しつつ10代以来触れていなかったアルト・サックスに挑戦した意欲作!!
★人気テナー奏者エリック・アレキサンダーの、2019年作『ウィズ・ストリングス』に続く2枚目のウイズ・ストリングスアルバム。同時にアルト・サックスでのデビュー作でもある。
★エリック・アレキサンダーは、ハロルド・メイバーンとの黄金のカルテットで日本でも人気があり、現在もニューヨークのジャズクラブ「Smoke」を中心に活動、世界各地へのツアー等で売れっ子のサックス奏者である。アルトサックス奏者のビンセント・ハーリングらと定期的に来日して好評を博し、サイドメンとしても多くのレコーディングに参加している。
★前作に引き続き、リズムセクションには「One ForAll」のグループでも長年演奏している、デビッド・ヘイゼルタイン (p)、ジョン・ウエバー(b)、ジョー・ファンズワース (b) を起用。カルテットでの録音は伝統のヴァン・ゲルダー・スタジオにて行い、そこに別撮りしたストリングスを合わせた。
★本作のエリック・アレキサンダーは、サックスをテナーからアルトに持ち替えている。10 代以来完全に離れてしまい、プライヴェートでさえ一度も手にすることがなかったアルトだが、パンデミック時、プレイする機会が奪われてしまった時間を有効に利用し、再度取り組み始めたのだとか。
★アルトでのデビュー作であり、ウィズ・ストリングスのセカンド・プロジェクトである本作は、シナトラの「All My Tomorrows」、トニー・ベネット「Maybe September」、ナンシー・ウィルソン、ジュディー・ガーランド「Too Late Now」など、親しみ深いスタンダードがズラリと並んでいる。
メンバー:
Eric Alexander(alto saxophone)
David Hazeltine(piano)
John Webber(bass),
Joe Farnsworth(drums)
String Arrangements and Conducting by Bill Dobbins (Tracks 2 – 8 only)
Eric Alexander Quartet recorded at Van Gelder Recording Studio, Englewood Cliffs, NJ on August 28, 2021
Strings recorded at The Studios at Linden Oaks, Rochester, NY on December 14, 2021
ソングリスト
1.Blues For Diane 4:44
2.Embraceable You 5:42
3.All My Tomorrows 4:56
4.Maybe September 7:20
5.To Love And Be Loved 4:55
6.Anita 3:46
7.She Was Too Good To Me 4:46
8.Too Late Now 5:41
9.Blues For Diane (Alternate Take) 6:47
(HIGH NOTE) HCD7342