1986年に晩年のマイルス・デイヴィスの作品の中でも高い評価を得る『TUTU』がリリースされ、マイルスは若いメンバーで構成されたバック・バンドを率いて大規模なワールド・ツアーを翌87年まで実施する。
そのツアーの一環で1987年7月1日にルガーノ・ジャズ・フェスティヴァルのヘッド・ライナーとして出演、2時間を超すパフォーマンスを繰り広げる。
若いメンバーのエネルギッシュなプレイは帝王マイルス・デイヴィスを刺激し、極めてハイ・テンションなプレイを聴かせる。この時期のマイルス・デイヴィスのライヴ・アルバムの中でも秀逸な作品だ!
帯、英文ブックレットの対訳付き
マイルス・デイヴィス(tp)
ケニー・ギャレット(sax)
ロバート・アーヴィング3世(synth)
アダム・ホルツマン(synth)
ジョー“フォーリー”マクレアリー(b)
リッキー・ウェルマン(ds)
ミノ・シネル(perc)
Disc 1
1.ワン・フォーン・コール
2.ストリート・シーンズ
3.スピーク
4.ニュー・ブルース(スター・ピープル)
5.パーフェクト・ウェイ
6.ザ・セナット
7.ミー・アンド・ユー
8.ヒューマン・ネイチャー
Disc 2
1.リンクル
2.TUTU
3.ムーヴィー・スター
4.スプラッチ
5.タイム・アフター・タイム
6.フル・ネルスン
7.ドント・ストップ・ミー・ナウ
8.カーニヴァル・タイム
9.トーマス
10.バーン
(HI HAT/USA) CD