High Five Quintet, Roma Trioで注目を集めた ピアニスト, ルーカ・マンヌッツァのクインテット作
イタリア人らしいメロディ感覚と、クラブ感覚もミクスチャー!
★ファブリジオ・ボッソ、ダニエレ・スカナピエーコをフロントにして、2000 年代に大ブレイクしたHigh Five Quintet の メンバーとして脚光を浴び、日本ではRoma Trio のピアニストとして、ピアノ・トリオ・ファンの注目も集めたルーカ・マ ンヌッツァのクインテット作品。
★マンヌッツァは1968 年、サルディーニャ島カリアリ生まれ。90 年代から同島出身の名トランペッター、パオロ・フレス や、ベボ・フェーラといったベテランのバックもつとめ、あのHigh Five のメンバーとしてマリオ・ビオンディのメガ・ヒッ ト作『ハンドフル・オブ・ソウル』にも参加しているピアニスト。本作は、そんなマンヌッツアの様々なキャリアがにじんだ 作品になりました。
★フロントには、サウンド・シックスのメンバーでもあるパオロ・レッキア、ドラマーには、数々のグループに参加するニコ ラ・アンゲルッチを迎えた布陣。オープニングは、イタリアのコンボ・グループらしく、またSchema のラインがブランディ ングしたレーベルRearward らしい、クラブのフロア映えも抜群のスタイリッシュなナンバー!しかし、ピアニストとして 表現の幅をもったルーカ・マンヌッツァ。イタリア・ジャズの抒情を薫らせる緩やかなバラードの披露あり、地中海の憂愁 がにじむナンバーあり、王道のクインテット編成の中で、多種多様なサウンドを織り込んでいます。また、タイトル曲とも なった“The Remembering”のピアノ・ソロは、マンヌッツアァのピアニストとしての繊細な美しさが光ります。
★それぞれの曲によって、特徴の違いがあり、好みが分かれそうですが、イタリア人らしいメロディ感覚の美しさが作品の 底辺にある作品です。(infoより)
Luca Mannutza(p), Paolo Recchia(as), Enrico Bracco(g), Luca Bulgarelli(b), Nicola Angelucci(ds)
1. Blake Runner (Luca Mannutza) 2. Dedalo (Luca Mannutza) 3. I'll Remember April (Gene De Paul, Don Raye) 4. Silent Prayer (Luca Mannutza) 5. Circles (Luca Mannutza) 6. The Remembering (Luca Mannutza) 7. Solar (Miles Davis) 8. Vortex (Luca Mannutza) 9. Will You Still Be Mine (Thomas M. Adair, Matt Dennis) 10. Gira Mondo Gira (Luca Mannutza)
2012年1月ローマ録音
(REARWARD/ ITALY)