祝!《エジソン・ジャズ・アワード2016》受賞 オランダで最も歴史と権威を誇る賞に輝いたユリ・ホーニング作品 ECMから本年『Black Ice』を発表したヴォルフェルト・ブレデローデのピアノも光る夢想するような静謐な空間にパッションが入り混じる世界観たっぷりのワン・ホーン演奏!
★祝!見事《エジソン・ジャズ・アワード2016》に輝いたテナーサック ス奏者のアコースティック・カルテット作。
★ポップスとスタンダード・ナンバーをカヴァーした1996 年のトリ オ作『Star Tracks』がオランダ、ドイツ、イギリスでヒット。これを最 初の飛躍作としたユリ・ホーニングは以後、様々なコンセプトのアルバ ムに取り組みながら、キャリアを前進させてきました。エリック・ドル フィーとの共演で知られる重鎮ピアニスト、ミシャ・メンゲルベルクと のデュオ『Playing』(98 年)、中型アンサンブルと共にキース・ジャレッ トやパット・メセニーの楽曲に挑んだ『Memory Lane』(2000年)、ポー ル・ブレイ・トリオと組んだ『Seven』(2001 年)、スナーキー・パピー のグラミー賞受賞作にも貢献したメトロポール・オーケストラとのコ ラボ作『Symphonic』(2006 年) 等々、その活動範囲は拠点とするオラ ンダからヨーロッパ、さらにアメリカへと拡大しています。
★ホーニングは2009 年にピアノ、ベース、ドラムスとのカルテットを結成。2012 年には『True』を発表し、《東京JAZZ》の ステージで私たちに雄姿を披露してくれました。
★ベーシストが交代したこの新作のコンセプトはアルバム・タイトルが示すように、平和、夢、希望などの願望を表現した8 章からなる短編集。多くの楽曲はスロー・テンポで、ホーニングがゆっくりとメロディを動かしながら、それぞれの世界観を 丁寧に伝えているのが印象的です。次第にバンドが静かに、しかし熱く燃えていき、ホーニングの演奏がヤン・ガルバレクを 想起させるM-4と、リズミカルな展開のM-7が際立った仕上がりになっています。
★ピアノのヴォルフェルト・ブレデローデとベースのグリ・グドムンドソンは、ブレデローデ・トリオの2016 年作『Black Ice』(ECM) の共演者。1960 年に制定されたオランダで最も歴史がある賞を受けた本作。ヨーロピアン・ジャズの最新成果が ここにあります。(infoより)
Yuri Honing (ts), Wolfert Brederode(p), Gulli Gudmundsson(b), Joost Lijbaart(ds)
1.Desire (04:45) 2.Messenger (04:34) 3.Renaissance (05:11) 4.Mina Daiski (05:32) 5.Lasciate Mi Morire(07:09) 6.Papillon (03:29) 7.Sad Song (06:35) 8.Route du Paradis (03:04)
(CHALLENGE RECORDS/HOLLAND)(2017年1月上旬入荷予定)