☆ピエロ・ウミリアーニが作編曲者/ピアニストとしての腕を存分に発揮した5 管オクテット作品。1957 年3 月に 録音されたこのイタリアRCA 盤を聴いた映画監督のマニオ・モニチェッリがウミリアーニの音楽を『I Soliti Ignoti』 に使おうと思い立ったことで、ジャズを使ったイタリア初の映画が生まれることになったのでした。
☆このアルバム『ローマからニューヨークへ』には、確かに映像的想像力を刺激するカラフルなサウンドが満ちあふ れていますが、テナー・サックスのエラルド・ヴォロンテやトランペットのジュリオ・リバーノ、ウミリアーニ自身、 そしてドラムのギル・クッピーニなど、個々のミュージシャンたちのプレイも光っています。
Piero Umiliani (p), Giulio Libano(tp), Glauco Masetti(as), Eraldo Volontè(ts), Sandro Bagalini(bs), Mario Midana(tb), Alceo Guatelli(b), Gil Cuppini(ds)
1. Da Roma A New York 2. La Fanciulla Dai Capelli Di Nylon 3. Soraya 4. Blues For Tony Sciacca 5. Kon-Tiki 6. Vasi A Samo 7. Canzonetta 8. Sic Et Simpliciter 9. Aria Di Danza 10. I Sette Peccati
(REARWARD /ITALY)(紙ジャケ見開き仕様)
〜黄金期を誇ったイタリア映画の数々を影に日向に支えたのが、優れたアレンジャーによるオーケストレーションと、ジャズ・メンたちの演奏。映像の世 界を美しく彩り、想像力をかき立てる音楽の数々・・映画抜きにして音楽だけが語りつがれたりもした異才ウミリアーニのセンスはもちろん、チェットや ヘレン・メリル、またイタリア・ジャズ界の気鋭のメンバーの演奏も聴きもの!こだわりのREARWARDからパッケージにもこだわったリリースです〜