1922年生まれ、何と、現在御年89歳、名実共の大巨匠、歩く世界遺産、トゥーツ・シールマンス奇跡の来日が決定しました。
事実、このご高齢。世界ツアーなどに関しては、数年前にドクター・ストップに近いものもあったとのことですから、これは、本当に奇跡の来日。しかも、メンバーは、数々の共演を重ねてきた、カレル・ボエリー・トリオとの来日ですから、素晴らしいです。
そこで、来日を記念して、日本語帯解説付きで、最新のライブ作品をリリースすることといたしました。
*****************************
内容に関しましては、輸入盤リリースの折に、ご紹介いたしましたが、
♥来日メンバーであるカレル・ボエリー・トリオをバックにした、ライブ録音。2006.2007.2008 年と数々のステージからベスト・テイクを選んだという演奏は本当に美しい音色、メロディに満ち溢れています。
♥狂いのないリズム、溢れるメロディ・・・究極のスロウ・バラード、「アイ・ラヴ・ユー・ポーギー」でしっとりと歌い上げた後は、ドラマーのシンバルの音によって、一転・・哀愁のこもった「サマータイム」へ。ドラマティックにリズム・チェンジなどもして来るバックの演奏に応えるトゥーツ・・その毅然とした演奏は、とても80歳とは思えない演奏と言えましょう。
♥90年代の決定的話題盤『ブラジル・プロジェクト』を想起させるイヴァン・リンスの楽曲M-3も絶品。リラックスした酒バラM-4も良し、「ラウンド・ミッドナイト」、「枯葉」(M-7)、「グリーン・ドルフィン」と、数々のスタンダードに映画音楽あり・・この繊細な美しさは、正にワン&オンリーの世界です!
♥バックをつとめるあのカレル・ボエリーも、日本制作の企画設定された楽曲集とは、一味違う演奏。巨匠のバックをつとめるというシチュエーションで、テンションも最高潮。言わずと知れた人気グループ、ヨーロピアン・ジャズ・トリオの初代ピアニストとしての実力のほども聴かせてくれます!(infoより)
ライナー・ノーツには、ベーシストのハイン氏の弟子でもあり、そのエピソードの数々も知る松永誠剛氏が執筆
Toots Thielemans(har) Karel Boehlee(p, syn) Hein Van de Geyn(b) Hans van Oosterhout(ds)
Recorded: Live in 2006, 2007, 2008
1. I Loves You Porgy 2. Summertime 3. Comear De Novo 4. The Days of Wine and Roses 5. Circle of Smile (Theme from Baantjer) 6. Round Midnight
7. Les Feuilles Mortes 8. Theme from Midnight Cowboy 9. On Green Dolphin Street 10. Ne Me Quitte Pas 11. Bluesette 12. For My Lady
(CAHLLENGE) (2011年8月20日発売予定)
【すみだトリフォニーホール】
http://www.triphony.com/concert/20111008topics.php
[公演日時] 2011 年10 月8 日(土) 開場:5:30p.m. 開演:6:00p.m.
------------------------------
【ブルーノート東京】
http://www.triphony.com/concert/20111008topics.php
[公演日時] 2011 年10 月11 日(火)-10 月13 日(木) 開場:5:30p.m. 開演:7:00:p.m.
お問い合わせ先:すみだトリフォニーホール→TEL:03-5608-1212 / ブルーノート東京→TEL:03-5485-0088