デビッド・ビニーによるクリスクロスからの5作目(うち1作はエドワード・サイモンとの共作)。ただし、ブルーノートからデビュー作を発表した注目のトランペッター、アンブローズ・アーキンムシーレの参加がなんといっても目を引く。しかしその影で、テナー・サックス奏者のマーク・ターナーも好演しているし、もちろんリーダーのビニーも充実のプレイで全体を刺激的な形でまとめてみせる。各人がソロで個性を競うシーンがこの作品の魅力を生み出した。聴き所:トラック(1)「Dignity」のっけからアンブローズが並みの新人でないことを示してみせる(jazzyellより)
David Binney(as,vo), Ambrose Akinmusire(tp), Mark Turner(ts), David Virelles(p), Eivind Opsvik(b), Dan Weiss(ds)
Recorded at Systems Two Recording Studios, Brooklyn, N.Y
1.Dignity 2.Seven Sixty 3.The Edge Of Seasons 4.Barefooted Town 5.Secret Miracle 6.A Night Every Day 7.Once, When She Was Here
(CRISS CROSS)