デビュー作がスマッシュ・ヒットした、北欧のヴォーカリストEmma Larrson の第二作目が登場。そのクールなムード( 下記インフォご参照) から一転したジャケ・イメージですが、こちらも、またセンスよし!です。サウンドもジャケ・イメージに伴って少しばかり変わった感じ。クールな質感の前作に対して、今回はちょっぴりダイナミック。アレンジもよりジャジーな感じになって、ピアノや、サックスのソロなどもフィーチャーしてパワフルに聴かせます!そして、ちょっとソウルフル。たとえて言えば、北欧のシャーデイか・・。基本はオリジナル。そのコンポジションやアレンジ、またストーリー性にも満ちた展開を見せる楽曲は、彼女のセンスならではですし、いわゆる4 ビートなジャズ・ヴォーカルという所とは完全に一線を画しつつも、そのジャジーさや(4 ビートのソロ・パートは織り込んでます)、オリジナルなパーソナリティ、落ちついた声質、ちょっとダークな雰囲気を湛えている所は、シャーデイのような魅力を感じさせる所、と思います。スタイリッシュなアレンジの名曲M-7Afro Blue(唯一のスタンダード)も秀逸。シベリウス音楽院で学んだ、才女。雰囲気もののシンガー・ソング・ライターとは明らかに違う質感と音楽性を感じる作品です。この秋、おしゃれに聴きたいジャズ・ヴォーカル。今回もヒットする予感!!です。
(infoより)
Emma Larsson(vo), Benito Gonito Gonzalez(p, key), Chritian Spering(b),
Jukkis Uotia(ds), Joonatan Rautio(sax)
1. Busy Being Blue(R. Paaki - E. Larsson)
2. Jealous Fever(E. Larsson)
3. Let it Go(E. Larsson)
4. Overtime(E. Larsson)
5. In Two Minds(E.Larsson – A.Hidman)
6. As the Sun Interrupted the Moon(E. Larsson)
7. Afro Blue(M. Santamaria- O. Brown Jr.) arr. Benito Gonzalez
8. …Like a Sweet Refrain(E. Larsson)
9. Irie Butterfilies(E. Larsson)
(PLUS LION MUSIC)