当時21歳。実力派シンガーのういういしさが溢れる貴重盤!
Contemporaryに吹き込んだ「アット・シェリーズ・マン・ホール」がボーカル・ファンの間で愛聴されているルース・プライス。デイブ・グルーシン夫人としても知られていますね。Contemporary盤が円熟した魅力を伝えるアルバムならば、21歳のときに吹き込まれた「My Name Is Ruth Price I Sing」は少女の初々しさを感じさせる彼女の歌が楽しめる1枚です。伴奏はルー・スタイン(p)、ミルト・ヒントン(b)等、ニューヨークを代表するスタジオ・ミュージシャン。アレンジャーにはマニー・アルバムの名前も見ることができます。ナット・キング・コールの歌でおなじみ(3)や、あまりジャズ・ボーカリストがとりあげない(11)などが特にオススメです。(Jazz Yellより) (LPTIME) (2010年6月3日発売)