Lowell Davidson(p) Gary Peocock(b) Milford Graves(perc)
1.“L” 2.Stately 1 3. Dunce 4.Ad Hoc 5.Strong Tears
実に、あのオーネット・コールマンの紹介によって、デビューしたのが、このローレル・デヴィッドソン!。ノー・オーディションで、作品を吹き込ませるESPも凄いが、それに相対すデヴィッドソンはもっと凄い!!ゲイリー・ピーコック、ミルフォード・グレイヴスとのトリオで放たれる音は力強くも美しく、録音から40年の時を経て全くに色褪せない。パーカッシブなタッチでのフリー・インプロに対する匂い立つような音は、耽美でもあり、唯一無二の世界。ハーバード大学でバイオの研究生でもあった経歴で不幸にも実験で大怪我を負い、正式な録音はこの作品のみ。しかし、ボストンでのパフォーマンスの記録が残っているとか・・。“その記録は何とかして、獲得して出したい”、とはESP のファウンダーである、バーナード・ストールマンの言葉。そんなエピソードも、才能の証明! 65 年7 月27 年録音。(infoより)