【巨匠デックスの帰国を祝った1976年のブローイング・セッション名盤を2in1で】1976年の秋、長年に及ぶヨーロッパでの生活を終えて帰国したデクスター・ゴードン。ちょうどハード・バップ・リバイバルのブームに沸く頃であり、多くのファンや関係者から大歓迎を受けました。これはそんなゴードンが1976年10月、ドン・シュリッテンのプロデュースで、ザナドゥに残した2枚のスタジオ録音をカップリングした徳用盤。最初の3曲が「True Blue」(Xanadu 136)、後半の3曲が「Silver Blue」(Xanadu 137)から。どちらも同じ日の収録で、サム・ノート(tp)、アル・コーン(ts)、ビリー・ミッチェル(ts)というザナドゥでお馴染みの管楽器奏者が一同に集まり、J.A.T.P.張りの豪快なソロ合戦を聴かせます。(4)はサックスだけのデュエットで、単なる顔合わせの珍しさに終わらない緻密な構成が見事です。(INFOより)