モダン・ジャズ・シーンの帝王、マイルス・デイヴィスは1947年のソロ・デビュー以来、クール・ジャズ、ハード・バップ、モード・ジャズ、エレクトリック・ジャズ、ヒップ・ホップ・ジャズなど時代の先端をゆく新しいジャズ・ミュージックを創造し続け、数多くの若⼿ミュージシャンを育成&デビューさせるなどジャズ・シーンを牽引し、没後も様々なジャンルのミュージシャンに影響を与え、⼤きなリスペクトを受けている。そんなマイルス・デイヴィスの数多く存在している未CD化のライヴ音源の中でも超
貴重なアーカイヴが遂にリリース︕
1963年、ピアノのハービー・ハンコック、ベースのロン・カーター、ドラムのトニー・ウィリアムス、サックスのウェイン・ショーターという第2期クインテットが誕生すると、
ショーターがマイルスの右腕となってバンドは成⻑していく。以降、秋にはヨーロッパ・ツアーが恒例となっていたが、1967年は、ニューヨークで⾏われるニューポート・ジャズ・フェスティヴァルのプロデューサー、ジョージ・ウェインによってニューポート・ジャズ・フェスティヴァル・イン・ヨーロッパが企画され、10⽉下旬から11⽉上旬にかけて各都市を回った。本作は、その中で10⽉30⽇のオランダ・ロッテルダム公演を収録したアーカイヴ音源である。
マイルスが追い求めていたスタンダード・ジャズの解体&再構築と即興的な⼤胆さを、バンド全体が体現するさまを堪能できる。
『ライヴ・イン・ヨーロッパ1967 ブートレグ・シリーズVol.1(原題︓Live In Europe 1967 - The Bootleg Series Vol. 1)』のミッシング・ピースとなる
ファン必聴音源の登場だ︕
参加アーティスト
マイルス・デイヴィス (tp) 、ウェイン・ショーター (ts) 、ハービー・ハンコック (p) 、ロン・カーター (b)、トニー・ウィリアムス (ds)
ジュエルケース ⽇本語帯、英文ライナー・ノーツ対訳付
(HI HAT) IACD11504