今年生誕95年を迎えたジャズ界永遠のカリスマ、チェット・ベイカー。
この悲劇的な英雄が遺した名盤『チェット・ベイカー・シングス』がリリース70周年を迎える2025年に、彼の音楽を現代の文脈で”re:imagine”したコンピレーションが登場!
『Blue Note Re:imagined」などジャズ名曲を最先端アーティストが再解釈する人気シリーズの最新作!
■本作は、その名の通りチェット・ベイカーをコンセプトとした内容で、彼が生涯で残した名録音の数々をピックアップして最先端アーティストによる再解釈を行うというもの。
これまでの『Blue Note Re:imagined』、『Blue Note Re:imagined II』ではUKジャズ界のミュージシャンが収録されていたが、今回はdodieやEloise、Matilda MannといったUKのアーティストに加えて、オランダのベニー・シングス、カナダのステイシー・ライアン、韓国のSarah Kangなど幅広い地域からのアーティストも参加している。
いずれもシーンの先頭で活躍するミュージシャンによるアコースティックとエレクトロニックの多彩な色彩、芸術的で情熱的な即興演奏、そして豊かにレイヤー化されたプロダクションが特徴の現代的なサウンドキャンバスに、ベイカーの崇高なメロディが投影された、注目の作品だ。
■先行シングル第1弾となった「Old Devil Moon」について、dodieは「この素晴らしいコレクションで、チェットの柔らかく遊び心のある歌声の世界に生きられるなんて、とても幸運です。私たちのスタイルを融合させて、ジャズ寄りの方向に傾けるのはとても楽しい。チェット・ベイカーは2023年に私が最も聴いたアーティストだったので、お気に入りを選ぶように頼まれてとても興奮しました。
選ぶのは難しかったけど、彼のゴージャスなバージョンの『オールド・デヴィル・ムーン』を聴きながら、どうやってサウンドを組むことができるかを夢見ていました」と語っている。
(DECCA)7544023