フランス生まれのベーシスト、ギー・デュヴィニョー率いるトリオのライブアルバム
オリジナル曲に加えロン・カーター、バーデン・パウエルなど幅広いジャンルの楽曲を披露ジャズ特有の臨場感と迫力をバンド・スタンドによって生み出した
★ニューヨークを拠点に活躍するフランス生まれのベーシスト、ギー・デュヴィニョー率いるトリオのライブアルバム『Live In Red Hook』がサニーサイド・レコードからリリース!
★ギー・デュヴィニョーは、フランス生まれのベーシスト / 作曲家。モロッコ、ブラジル / サンパウロで 10 代を過ごした後、ポルトガルに留学し、最終的にニューヨークで 6 年間を過ごした。多くの国で過ごしてきた背景から彼は、様々な音楽的センスや文化を自然と身につき今の音楽的風景に影響を与えている。マイルス・デイビス、オーネット・コールマン、ジョン・コルトレーン、ジャコ・パストリアスに加えて、アントニオ・カルロス・ジョビン、バーデン・パウエルなどのブラジル音楽にも興味を持ち、音楽的な視野を広げた。
★今作『Live In Red Hook』では、セッションメンバーのジェイコブ・サックス ( ピアノ)、ネイサン・エルマン・ベル (ドラムス )と共にブルックリンの理想的な演奏空間を表現し、ギー・デュヴィニョーが 2 人の優れたミュージシャンの才能を大いに生かしたライブ音源となっている。デュヴィニョーのオリジナルの楽曲をメインに、レジェンドミュージシャンの楽曲を加え、2022 年 10月18日と19日の夜に、コフィー・ストリート・スタジオで聴衆の前で演奏した。
★今作はデュヴィニョーのオリジナル「Idée Fixe」で始まる。この曲は、リズムと和声のサイクルを繰り返すために使われる” コア・セル” を利用したもので、曲全体を通してそれを活用している。「One At A Time」は、ジョン・コルトレーンの名曲「Giant Steps」のコントラファクトで、おなじみのハーモニーを取り入れながら、それをスローダウンさせることで、大きく異なるフィーリングを生み出している。ジャズ特有の臨場感と迫力は、バンド・スタンドから生まれるという事実を浮き彫りにした良質なアルバム。
Jacob Sacks (piano), Gui Duvignau (bass), Nathan Ellman-Bell (drums)
1.Idée Fixe
2.Right? Wow!
3.Cadê
4.Closing
5.Miniature For Drums
6.One At A Time
7.Eighty-One (Ron Carter)
8.Deixa (Baden Powell)
9.Still Untitled
10.Up And Down
11.Scriabingus
(SUNNYSIDE)SSC-1714 2024/ 1月下旬発売予定