1950年代末、目にも止まらぬ早さで創造のピークへと登りつめていったジョン・コルトレーンが、 彼のレギュラー・グループを結成する直前の吹き込みを多く収めている。
テナー・サックスの倍音を生かした <ハーモニク> や、ソニー・ロリンズへの敬愛の気持ちをコルトレーン流に表現してみせた <ライク・ソニー> などを収録。 途切れることなく意欲的な冒険を繰り返したジョン・コルトレーンの姿が大きな感動を呼ぶ一作である。
1959年から60年代にかけて行なわれた3セッションからベスト・テイクを厳選した秀作。
ジョン・コルトレーン (ts) 、ウィントン・ケリー (p) 、ポール・チェンバース (b) 、ジミー・コブ (ds) 、 マッコイ・タイナー (p) 、スティーヴ・デイヴィス (b) 、エルヴィン・ジョーンズ (ds)
1959年11月24日、12月2日、1960年10月21日録音
M-1LITTLE OLD LADY / リトル・オールド・レディ
M-2VILLAGE BLUES / ヴィレッジ・ブルース
M-3MY SHINING HOUR / マイ・シャイニング・アワー
M-4FIFTH HOUSE / フィフス・ハウス
M-5HARMONIQUE / ハーモニク
M-6LIKE SONNY / ライク・ソニー
M-7I'LL WAIT AND PRAY / アイル・ウェイト・アンド・プレイ
M-8SOME OTHER BLUES / サム・アザー・ブルース
M-9Like Sonny (Alternate Take) / ライク・ソニー [* BONUS TRACK]
M-10I'll Wait And Pray (Alternate Take) / アイル・ウェイト・アンド・プレイ [* BONUS TRACK]
(ATLANTIC) SD-1354-2