マイルスの再来と言われて久しい、ウォレス・ルーニーの最新作!
次世代を担う若手を中心に繰り広げる溌剌とした演奏に注目レニー・ホワイト(ds)も参加したアコースティック、ストレイト・アヘッド作品。
High Note レーベルからは3 年振りとなるフィラデルフィア生まれのトランぺッター、ウォレス・ルーニーの最新アコースティック、ストレイト・アヘッド作品が登場。
■ 16 歳でジャズ界にデビューし、リーダー作を21 作発表している。マッコイ・タイナー、ディジー・ガレスピー、エルヴィン・ジョーンズ、チック・コリア等と共演を重ね、ジャズ・シーンに大きな影響を与えた。最晩年のマイルス・デイビスのバンドでも演奏、“マイルスの再来”とも言われた。
■本作もアコースティック・サウンドにこだわり、ネクスト・ジェネレーションを担う若手のメンバーをバックに堂々としたスリリングな演奏を展開している。マイルスのビッチェズ・ブリューに参加したドラマー、レニー・ホワイトが4 曲に参加したことでバンド・サウンドの厚みが増した。マイルスを彷彿とさせる幻想的で美しいバラード曲「Why Should There Be Stars」、デーブ・リーブマンの「NewBreed」から若手メンバーの手による新しいサウンドまで8曲を収録、ジャズの未来を垣間見ることができる作品である。
■録音はニュー・ジャージーのルディ・ヴァン・ゲルダースタジオ。長年ヴァン・ゲルダーのアシスタント・エンジニアとして働いていたモーリン・シックラーが録音を担当している。アコースティックな楽器の音を知り尽くした見事な録音にも注目である。
Wallace Roney (trumpet), Emilio Modeste (tenor and soprano saxophones), Oscar Williams II (piano), Paul Cuffari (bass),
Kojo Odu Roney (drums 1, 4, 6, 7 & 8), Lenny White (drums 1, 2, 3 & 5), Quintin Zoto (guitar 1, 3 & 5 only)
Recorded at Van Gelder Recording Studio, Englewood Cliffs, NJ, on September & December, 2018
1. Bookendz 6:12
2. Why Should There Be Stars 5:28
3. Wolfbane 7:54
4. New Breed 8:10
5. Don’t Stop Me Now 6:59
6. In a Dark Room 8:57
7. Venus Rising 5:15
8. Elliptical 4:15
(HIGH NOTE/USA)