ペッパーの熱きサックス、味わい深いピアノを聴かせるドロ・コーカー
2度目にして最後の共演を記録した作品が復活!!
★60年代に入って間もなくロスに居を移したドロ・コーカーと、ずっと西海岸で活躍していたアート・ペッパーは、麻薬癖が原因となったペッパーの度重なる入所/入院のためもあって、レコーディングの上では2度しか共演していません。最初が1960年にコンテンポラリー・レーベルのために録音されたアート・ペッパー名義の『Intensity』、そして2度目にして最後の共演が、このドロ・コーカー名義のXanadu盤です。
こちらは、ブルー・ミッチェルがペッパーとともにフロント・ラインを構成するクインテット録音で、この前年に『Living Legend』で華々しいカムバックを果たしたペッパーの熱いサックス(アルトばかりでなく、コルトレーンの影響を受けたというテナー・サックスも吹いています)が聴きものとなっていますが、リズム・セクション3人だけの演奏やピアノ・ソロ曲もあり、地味ながら味わい深いドロ・コーカーのピアノをじっくりと楽しめる1枚でもあります。(infoより)
DOLO COKER(p), BLUE MITCHELL(tp, flh), ART PEPPER(as, ts), LEROY VINNEGAR(b), FRANK BUTLER(ds)
1. JUMPING JACKS 4:08
2. GONE WITH THE WIND 4:28
3. ROOTS 4FB14:59
4. MR. YOHE 6:26
5. GONE AGAIN8:11
6. TALE OF TWO CITIES 6:31
7. ‘ROUND MIDNIGHT * 6:13
*BONUS TRACK (From the same session but not included on the original LP)
Recorded by Arne Frager at Spectrum Studios, Venice,California, December 27, 1976.
(XANADU/USA)