マッシモ・ファラオ・トリオにゲストとしてFulvio Albanoがゲスト参加。
人気イタリアン・ジャズ・ピアニストのマッシモ・ファラオが米国TVドラマのテーマ曲の懐かしい作品の素敵な音楽をトリオ&フレンズでスインギンに演奏!!
イタリア、ジェノヴァ生まれの人気ピアニスト、マッシモ・ファラオが、1960〜80年代頃に放送されたテレビ・ドラマの主題曲ばかりにアプローチをおこなって、楽しいジャズ演奏で聴かせてくれる。
かつてこれらの曲とともに胸をときめかせ、夢中でテレビにかじりついてドラマを楽しんだというファンも多いことだろう。まだデジタル化はおろか、世の中にプラズマや液晶テレビもなく、昔ながらのブラウン管テレビの画面に映し出されていた人気番組シリーズの数々。
本アルバムをお聞きになる多くの方々も若かった頃には、こういったテレビの人気ドラマに熱中した経験をお持ちなのではないだろうか。そんなテレビ・ドラマにあって、キャストやストーリー展開の面白さはもちろんとして、とても大きな役割をもっていたのが、それぞれの番組のテーマ音楽だった。番組の冒頭にテーマ音楽が流れてきただけで、すでに気持ちは番組の中にはいり込んでゆき、いやが上にもわくわくした期待が高まってゆく。
そのような効果をもっているだけに、番組テーマというのはとても重要なものがあり、制作者たちはこぞって一流のコンポーザーを起用したのだったし、ときに名前の知られたジャズ界の名コンポーザー、名アレンジャーたちが起用されたことも少なくない。そんな魅力的なテレビ番組のテーマばかりをとりあげて、マッシモ・ファラオはピアノ・トリオを軸にハッピーで親しみやすいジャズ・プレイを繰りひろげてみせている。
いままで映画音楽やミュージカル作品をジャズ化したアルバムは数多く見られたけれども、人気テレビ・ドラマのテーマ曲ばかりをとりあげてジャズ化してみせた作品というのは、これまでほとんどなかったように思う。(岡崎 正通/ライナーより一部抜粋)
Massimo Farao(p) Aldo Zunio,Lorenzo(b) Roberto Facchinetti(ds)
special guest: Byron Landham-ds(exept track14) & Fulvio Albano-ts(track 3,5,7,8,10,12,14)
1.Theme From Bewitched
2.Mannix
3.The Munsters Theme
4.I Love Lucy
5.The Odd Couple
6.The Incredible Hulk
7.I Dream of Jeannie
8.Happy Days
9.Baretta
10.The Muppet Show Theme
11.M.A.S.H
12.Quincy
13.Murder She Wrote
14.Theme From Star Trek
(MARS MUSIC) (2016年3月9日発売)帯付