Sebastien Texier(as.cl. alto-cl) Bruno Angelini(p) Mauro Gargano(b) Christope Marguet(ds)
1.Itrane 2.Angels 3.Extase Violette 4.Deep Soul 5.Vers l’automne 6.Modern Roots 7.Flower 8.Hymne 9.Hymne-epilogue
リーダー作としては、あのLabel Bleu でデビューし、その名を知らしめたクリストフ・マルゲ。このLe Chant du Monde では二作目のリーダー作ですが、そのLabel Bleu がレーベルとして健在であったら、この作品もそちら方面から出たのでは?と思います。アンリ・テキシェの子息セバスチャンをフロントに、アグレッシブでスピード感溢れるスリルさと、フランス人らしい思索的な曲想が織り交ざったフランス・コンテンポラリー最前線の一枚。グループ名Quartet Resistance Poetique とは、メッセージを込めた音楽を発し、著わし続けることへの誓い、気概が込められた命名のよう。先鋭さと、観念的側面をもつ曲が綴られる一方で、チャーリー・ヘイデンのリベレーション・ミュージック・オーケストラに通じるようなゴスペル的匂いを発するラスト“Hymne”に行き着く構成にも注目!(infoより)