アート・ペッパー没後30年” 企画第三弾。
多くの名盤を送り出した絶頂期1957年のライヴ音源集。 3曲は世界初登場!
『モダン・アート』(イントロ)、『ミーツ・ザ・リズム・セクション』(コンテンポラリー)がレコーディングされたアート・ペッパー絶好調1957 年のライヴ集だから悪いはずがない。以前に『ショウ・タイム』(JAZZBANK P.J.L MTCJ 1056/AMJ ABCJ 515 )としてCD化されていた7 曲に、新たに未発表3 曲を追録。未発表1 曲をふくむ最初の8 曲は人気ジャズTV 番組『スターズ・オブ・ジャズ』からの収録で、ペッパーは珍しくクラリネットを吹く場面もある。(9)と(10)は、バド・シャンクやジミー・ジュフリーらを擁したショーティ・ロジャースが率いるグループに参加したロング・ビーチでの未発表ライヴで、ペッパーは当時ジャム・セッションをあまりやらなかったのでその意味でも貴重だ。(infoより)
【経歴】
1925 年生まれの天才肌のアルト奏者。43 年18 歳のときにスタン・ケントン楽団に入り、軍隊生活をはさんで51 年まで在籍した。翌年初のリーダー作を吹き込むが、53 年以降麻薬のために何度か収監された。55年の復帰後に黄金期を迎え、パシフィックやコンテンポラリーへの諸作で名実ともにアルト・サックスの第一人者となった。再び麻薬でキャリアは中断するが、73 年の復帰後はストレートな表現やモーダルな演奏で変貌を印象づけた。78 年以来5 度の日本公演を通じて日本との絆を深めたが、82 年他界。
1. オール・ザ・シングズ・ユー・アー
2. エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー
3. セントルイス・ブルース
4. 荒れ模様
5. チェロキー
6. 虹の彼方へ
7. 恋とは何でしょう?
8. ジャスト・アナザー・ブルース (未発表)
9. ジーズ・フーリッシュ・シングズ (未発表)
10. ジョーンズ嬢に会ったかい? (未発表)
レコーディング・データ:
1 – 4
1957 年3 月11 日/『スターズ・オブ・ジャズ』
アート・ペッパー(as, cl)、ラリー・バンカー(p ex. on 4)
ヴィクター・フェルドマン(p on 4)、ドン・ペイン(b)
チャック・フローレス(ds)、パム・ラッセル(vo on 4)
5 – 8
1957 年1月28 日/『スターズ・オブ・ジャズ』
アート・ペッパー(as)、カール・パーキンス(p)
ベン・タッカー(b)、チャック・フローレス(ds)
9 – 10
1957 年2 月18 日/
カリフォルニア州ロング・ビーチ「アントーンズ」
アート・ペッパー(as)
ショーティ・ロジャース&ヒズ・ジャズ・ジャイアンツ
(SSJ /JAPAN)