TCBから遂に、ジャズの帝王マイルス・デイビスが登場です。名盤『カインド・オブ・ブルー』の翌年に行なわれたヨーロッパ・ツアーから、スイス・チューリッヒでの録音です。曲目はその『カインド〜』に入っていた(4)(5)を中心とするプログラム。
オープン・トランペットとミュート・トランペットを使い分けてダイナミックに迫るマイルス、これが初めての渡欧となったコルトレーンのエネルギッシュなプレイが興奮を誘います。マイルスのライブ盤は数え切れないほど世に出ていますが、レパートリーの充実、および演奏の密度という点において、このアルバムはトップに挙げられるべき内容といえましょう。音質もさすがTCBだけあって上等です。(jazzyell より)
Miles Davis(tp), John Coltrane(ts), Wynton Kelly(p), Paul Chambers(b), Jimmy Cobb(ds) Recorded on April 8, 1960 at Kongresshaus, Zurich
1.Introduction by Norman Granz 2.If I Were A Bell 3.Fran-Dance 4.So What 5.All Blues / Bye Bye
(TCB/SWISS)