活況を呈するイタリア・ジャズ界ですが、特にトランペットの分野は充実しています。すでに国際的な人気を得たファブリッツィオ・ボッソに次ぐ存在として熱い注目を集めているのが、このカルロ・ナルドーザです。1982年生まれ、デイブ・ダグラスを敬愛しているそうです。ハード・バップ的な演奏を好むボッソに対し、より先鋭的で現代感覚を生かしたプレイに特徴があります。このアルバムは彼のホームグラウンドである自身のクインテットによる1枚。ピアノの替わりにギターを入れたクインテット編成で、縦横無尽に彼の考えるアコースティック・ジャズを展開しています。切れ味の鋭いトーン、流麗なフレーズ作りは多くのファンに訴えることでしょう。 (jazzyellより)
Carlo Nardozza(tp,flh), Daniel Daemen(as,ss), Melle Weijters(g), Tom Van Acker(double b), Steffen Thormaehlen(ds) Recorded on January 3-5 2006 at Studio Crescendo, genk(belgium)
1.Down To Bernina 2.Comba 3.Rubber Duck 4.Intro 5.Sbbk 6.Making Choices 7.Fraimundo 8.My Romance 9.Table For Five 10.Big Time! 11.Bad Hair Day 12.Trico Traco
(JAZZ ENGINE)