ジャズの世界では名演が名曲を生むと考えられています。例の有名なジャズの伝説的なもの言い、「ジャズに名曲なくして名演あるのみ」がそれをいみじくも表している。それに間違いはありません。マイルスの有名な「枯葉」を聴けば、シャンソンの「枯葉」がたちまちジャズの大名曲になった経緯が見事に伝わってきます。しかし私は逆に「名曲が名演を生む」という考え方もあるんじゃないか、あってもいいんじゃないかと思っているのです。『Jazz Bar』の選曲に関しては、常にそのような気持ちで行っています。(『Jazz Bar 2023』寺島靖国ライナーノーツより)
【トラックリスト】 ※曲順未定
・Valsa Para Julieta / Alexandre Vianna Trio
・Elle / Colin Vallon Trio
・Nightfall / Diego Imbert, Enrico Pieranunzi, Andre Ceccarelli
・Au Fil Et A Mesure / Dominique Fillon Augmented Trio
・Solveigs Sang / Henrik Gunde, Jesper Bodilsen & Morten Lund
・Home / Joonas Haavisto
・Overnight / Marco Frattini
・Room 93 / Mark Martin Trio
・Neena / Michel Bisceglia
・Kansas Skies / Walter Lang Trio 他数曲収録