■本作は2012〜2013 年に録音されたウイズ・ストリングスをバックにしたリーダー作品。リズムセクションには「One For All」のグループでも長年演奏している、デビッド・ヘイゼルタイン(p)、ジョン・ウエバー(b)、ジョー・ファンズワース(b) のカルテット編成に9バイオリン、2ビオラ、2チェロ、フルート、フレンチホーンのストリングスが参加したゴージャスなアルバム。
■エリックのバラード演奏は以前から定評があり、今作品でもお馴染みの有名スタンダード曲他をゴージャスなストリングスをバックにプレイしている。1 曲目の“Gently”はエリックのオリジナル曲で来日時のライブではたびたび演奏しておなじみの曲。その後、マンシーニの“Dreamsville”、バーンスタインの“Some Other Time”と続く。随所に光るデビッド・ヘイゼルタインの珠玉のバラード演奏も見どころである。エンディングの“The Thrill is Gone”はエリックの長年のお気に入り曲でもある。
Eric Alexander (tenor saxophone),
David Hazeltine (piano),
John Webber (bass),
Joe Farnsworth (drums)
Featuring a string orchestra of 9 violins, 2 violas and 2 cellos with flute and French horn
Dave Rivello (conductor and arranger)
Recorded at The Studios at Linden Oaks, Rochester, NY in August, 2012 & March, 2013
1. Gently (E. Alexander) 6:32
2. Dreamsville (H. Mancini) 5:09
3. Some Other Time (L. Bernstein) 5:34
4. Lonely Woman (H. Silver) 6:57
5. Slow, Hot Wind (H. Mancini / N. Gimbel) 6:21
6. The Thrill is Gone (L. Brown / R. Henderson) 5:52