The Remo Rau Quintetで活動を共にしてしていたブルーノ・スポエッリ(ts/ss)とハンズ・ケネル(tp)が中心となり1969年頃にチューリッヒで結成されたジャズ・ロック・エクスペリエンス。それまでのハード・バップ〜フリー・ジャズ・スタイルから脱し、東ヨーロッパの民族音楽やアメリカのブルース、ジャズ・ロックの要素を取り入れながら新たな音楽性を目指したグループで、スイスでいち早く電化サックスを導入したパイオニアだった。
The Ramo Rau Quintet時代の作品「The Starter」から、ハンズ・ケネルのぺんによる「Blues No Blues」、スポエッリが映画のサントラ用に書いた「Get Out Of Here」、東ヨーロッパの民謡「Krivo Sadovsko Choro」、米国霊歌「Sometimes I Feel Like A Motherless Child」、レッドベリーのブルース「If It Wasn’t For Dicky」、そしてジェイムズ・ブラウン「Let Yourself Go」までヴァラエティに富んだ選曲で、彼ら特有の電化ジャズ・ファンク/ジャズ・ロック・サルンドがたっぷり楽しめます!
ブルーノ・スポエッリが新たに書き下ろしたライナーノーツや未公開写真をジャケに掲載。
1. If It Wasn`t For Dicky
2. Krivo Sadovsko Choro
3. Blues No Blues
4. Cheyenne
5. The Starter
6. Sometimes I Feel Like A Motherless Child
7. Let Yourself Go